事前準備
①チャートのツール→オプション→エキスパートアドバイザ→DLLの使用を許可する(チェック)
②インジをチャートにドロップ
※基本的にDLLのチェックは必要ないのですが、DLLのチェックが必要なインジもあるので前もって設定だけしておいてください。
KINDS_ObjAlmighty

KINDS_ObjAlmightyはMTFでチャート分析をする方には、とても喜んでもらえるインジケータとなっています。
実は某サイトにて有料で販売されていたインジケータをいくつか参考に、更に機能を加えて便利にしました。
コンセプトは『全チャートに導入しても邪魔にならない。動作も超軽量』です。なので新規チャートを開けば”まずはこれを!”というレベルでご使用してもらえると思います。
この記事はマニュアルとして書きましたので使用時の参考にしてください。
KINDS_ObjAlmightyでできる事
使用方法はアレンジで様々な使い方ができると思いますが、弊社としては以下のようなMTFでの分析を超効率化したく作成しました。
①MTF分析しながらトレードを行う
②MTFでの過去分析を効率化
③MTFでロジック作成時に効率化
が基本的な使用目的となります。
同じ通貨ペアのチャートに行った動作をリンクさせる事ができるインジケータです。
USDJPYの違う足を3つ用意しました。
KINDS_ObjAlmightyは全てのチャートに反映させておいてください。
一つのチャートにトレンドラインやフィボを引くと別足でもリンクし反映されますので、わざわざ足を切り替えてライン等を引く必要などなくなります。
KINDS_ObjAlmightyのパラメーター
シリアルナンバー入力
現在パスワードは不要です。
オブジェクト同期
他のチャートにリンクさせるかさせないかを設定
ワンクリックモード
右クリックを押すとショートカットパネルを使用できます。
ショートカットパネルのON/OFF設定ができます。
Shiftキー+左クリック(指定オブジェクト削除)
ライン等にマウスのポインターを合わせ、Shiftキー+左クリックを押すとどのようなオブジェクトも削除する事が出来ます。
一括削除 Dキー
キーボードのDを押すだけで(本インジが適用されている)全てのラインなどを一括削除する事ができます。
オートスクロールボタン同期
自動スクロールボタンを同期することで複数チャートを同時に同じ状態に出来ます。
チャートシフトボタン同期
チャートシフトボタンを同期することで複数チャートを同時に同じ状態に出来ます。
同通貨チェンジ機能
気配値から通貨ペアをチャートにドロップし変更すると、残りの全てのチャートも同時に変更されます。チャート毎に通貨ペアを変更する必要がなくなります。
↑↓キー
チャートのズームイン/ズームアウト
←→キー
チャートの時間足を切り替えます。
全チャートオブジェクト同期
同通貨ペア以外のチャートでもオブジェクトを同期します。通貨ペアで価格が違うので主に垂直線を使用して別通貨ペアの時間帯の検証などの際に役立ちます。
リアルタイム同期設定
『false』に設定すると他のチャートでリアルタイムで連動しなくなります。例として、大量のオブジェクトが生成されるインジを一緒に導入している方の場合、連動がカクつく場合があります。そんな時にこれを『false』にすることで連動しないようになります。(軽量化する場合はfalseにしてください)
時間足別のカラー設定
各時間でラインの色を指定する事ができます。
例えば1時間足のカラーを赤にした場合、1時間足を表示してラインを引くと赤色になり、他の足に変更しても赤のラインは残ります。
どのラインがどの時間足で引いたラインかを視覚的に判り易くできます。
同時押しキー設定
マウスのホイールを押すと十字カーソルが出ます。(これ自体はMT4標準機能です)
さらにホイールを長押しする事で他のチャートも同時に十字カーソルを動かす事ができます。
マウスがない場合はCtrlキーに変更もできます。
水平線:ホイール+右クリック
ホイール(or Ctrlキー)+右クリックで水平線が引けます。カラーの変更も可。
垂直線:ホイール+左クリック
ホイール(or Ctrlキー)+左クリックで垂直線が引けます。カラーの変更も可。
ジャンプ機能
ホイール(or Ctrlキー)+左クリックでマウスの位置に全てのチャートがシフト移動します。
垂直線機能と併用なので、垂直線が不要な場合はカラーをNoneにしてください。
ワンクリックモード設定
表示秒数:設定した秒数が過ぎるとボタンは消えます。
設定可能数は7つまで可能となっています。
「ボタンの配色」と「どの機能をボタンに組み込む」か設定できます。
KINDS_ObjAlmightyを実際に使用してみる
4つの時間足を表示してラインやフィボを1つのチャートに引いてみました。
以下の画像のようにリンクするのでライン引きなどの時間を大幅に削減できます。
KINDS_ObjAlmightyに組み込まれている水平線やフィボナッチ以外に、MT4に実装されている水平線や図形もリンクさせることができます。(LABELオブジェクトを除きます)
結局、KINDS_ObjAlmightyで解決できることは?
色々な使い方ができるとお話しましたが結局どういう人が利用すべきか、簡単に紹介いたします。
・時間足毎にオブジェクトの色を毎回変更して分析している。→効率化できます!(作者お気に入り機能)
・他でダウンロードしたインジのオブジェクトがどうしても消えなくて困ってる。→1個単位で簡単即削除できます!(Shiftキー+左クリック)
・複数通貨をMTF分析するといつもチャートの数が大量になってしまう。→チャート数は最小限で済みます!
・普段オブジェクトは一切使わないけど、RSIやMAなどのインジをMTFで過去分析する際にロウソク足の位置が時間足ごとに毎回探すのに苦労する。→ジャンプ機能で解消されます!
・1週間毎に分析をやり直すけど作ったオブジェクトを消していくのが面倒だ。→Dキーで一括削除!
・他の類似インジを使っているが一部使いたいオブジェクトが扱えない。→ほぼ全てのオブジェクトに対応しています!
まとめ
本インジケータ(KINDS_ObjAlmighty)は「オブジェオールマイティー」という呼び名の通り万能なインジケータです。普段からオブジェクトを活用する人はもちろん、そうでない人にも使ってもらうためにも軽量化にかなりこだわってます!
あらゆる動作の一つ一つを「スマート」にショートカットできるよう工夫していますので、MTF分析だけにとどまらず、幅広い使い方ができると思いますので、是非活用してみてください。
インジケーターの配布はTwitterで行います。
オープンチャットで事前に案内いたします。
